2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

四十一侯 天地始めてさむし

今年の酷暑には本当に参りましたが、京都ではここ数日は湿度も低く 熱帯のような暑さではなくなってきました。 市内といっても山に近いところに住んでいるのですが、今まで夜には 窓という窓を全開にしていたのが、開けていると肌寒い程に涼しくなり ました…

四十侯 綿のはなしべ開く

綿の花はハイビスカスの花を黄色にしたような美しい花です。 そう言えばオクラも同じアオイ科で良く似た花をつけますが、 綿の実が熟すと文字通り白い綿の繊維が弾けます。 身近に感じる綿ですが、意外にも日本で広く栽培され始めたのは江戸時代から という…

三十九侯 深き霧まとう

春の霞と対をなして、秋には深い霧が立ち始める、、、 と言われても、まだまだ盛夏の今のこの季節にはピンときません。 まして京都盆地の中で暮らしていると、霧に出会う事は殆どありません。 もっと北の地方や高地では朝夕の温度差から霧が出るのでしょうね…

三十八侯 寒蝉鳴く(ひぐらしなく)

去年の夏、カフェで休んでいた時に、外国の人と日本人のグループが隣の テーブルで雑談をしていました。 大文字の送り火の日も近く、観光のために来日されたのでしょうか。 狭い店内なので話の内容が聞こえてくるのですが、外国の方が、いかに 日本の夏の蝉…

三十七侯 涼風至る

「暦の上では」という決まり文句で始まる立秋の日を知らせるニュース。 今の猛暑の日々には秋はまだまだ遠い気がしますが、 せめて言葉だけでも涼しさを感じたいものです。 とはいえ、稲穂がそろそろと顔を出し始めていたり、 山から降りて来た赤トンボを見つ…

三十六侯  大雨時々に降る

時に豪雨となる夏の雨。今年は梅雨が明けてからも多雨の日が続き、水害の ニュースを聞く事の多いこの頃です。 「これまでに経験したことのない大雨」という、私達が子供の頃にはなかった 新たな予報の気象用語まで登場するようになりました。 狭い国土の大半…