2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

五十九候 朔風葉を払う(北風木の葉をはらう)

毎年、驚くほどの落ち葉を払い落として、寒さに備える木々。 自宅のすぐそばに椋や欅の大木があるので、晩秋は落ち葉掃きが 日課となります。 道行く人の中には、大量の落ち葉を掃く私をねぎらってくださる方も おられます。 確かに面倒だと思う気持ちも少し…

五十八候 虹蔵不見(にじかくれてみえず)

北山時雨の季節も過ぎ、日差しも弱くなって、虹に出会うことも めったになくなります。 寂しい気分の漂うこの頃は、七十二候にももう少し気持ちの上向 くような、例えば、山葡萄の紫とか、茶の花の白とか、木に残る 柿の赤とか、そんな彩のある言葉が欲しい…

五十七候 金盞咲く( きんせんかさく)

金盞花と聞くとよく仏花に添えられているオレンジ色の キク科の花を思い浮かべますが、七十二候では水仙の事 を指すようです。 金の杯の花という意味でしょうか。 水仙の咲く時期はもう少し後なので、七十二候はどうも 季節の進み方が早いですね。 水仙はも…

五十七候 金盞咲く( きんせんかさく)

金盞花と聞くとよく仏花に添えられているオレンジ色の キク科の花を思い浮かべますが、七十二候では水仙の事 を指すようです。 金の杯の花という意味でしょうか。 水仙の咲く時期はもう少し後なので、七十二候はどうも 季節の進み方が早いですね。 水仙はも…

五十六候 地始めて凍る

京都にあてはめれば、まだまだ地面が凍てつく程の寒さでは ありません。 けれども今冬は寒さが厳しいとの予測が出ていますね。 北海道では氷点下の毎日なのでしょうか。 今年の夏は猛暑でしたので、暑さ寒さのメリハリのある年と なりそうです。 それでなく…

五十五候 山茶始めて開く(つばきはじめてひらく)

11月にはまだ椿はほとんど咲いていないので、この場合は 山茶花を指すようです。 椿は沢山の品種にそれぞれ優雅な名をつけられて愛でられて いますが、山茶花はあまり花に変化もなく、垣根に使われる 程の気安さで、身近過ぎて特に気付かれないのは、ちょっ…

五十四候 楓蔦黄ばむ(もみじつたきばむ)

色付き始めた街路樹に秋の深まりを感じる季節ですね。 京都の山のほうではもっと紅葉が進んでいるのでしょう。 所用のついでにふと思い立って、鷹峯の光悦寺を訪ねると 気の早い楓が数本、真っ赤に紅葉していました。 とはいえ、まだシーズン前なので訪れる…