2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

三十五侯 土潤いてむし暑し

白か黒か乱暴な分類ですが、夏人間と冬人間とに分けるとすれば、 私は間違いなく冬人間です。 寒さにはけっこう耐性があるのですが、暑さにはとても弱くて、 炎天下を10分も歩くともうヘロヘロ。早く秋になって欲しいと 切望しています。 連日の猛暑に心なら…

三十四侯 桐の花咲く

桐の花はもう五月にとっくに咲き終わった筈なのにと思っていたら、 どうやらアオギリのことらしいです。同じような名でも全く別の種類 になるそうです。 そう思って探してみると、たまに見かけるのですが、美しい桐の花に 比べると、プラタナス似の大きな葉…

三十三侯 鷹乃ちわざをならう

鷹の雛も成長して、狩りの方法を学ぶ頃ということでしょうか。 鷹を見る機会は素人の私には数える程ですが、小高い丘から眼下を飛ぶ ハイタカ?を見たことがあります。 鷹の目で地上を眺めると、どんな風景に見えるのか興味がわきますが 小さな獲物も見逃さ…

三十二侯 蓮始めて開く

泥から出でて、泥の様な世の中のダークサイドにも染まらず、 気高く咲く花の例えとして、仏教では特別な意味のある花ですね。 実際のところは、仏典での蓮は睡蓮をさしているとも聞きます。 そうすると仏様を飾る蓮の花の荘厳もイメージが少しだけ変わって …

三十一侯 温風至る(あつかぜいたる)

温風とは梅雨明け頃の蒸し暑い風のことをさす言葉だそうです。 まだ暑さに慣れていないのにこの蒸し暑さ! 京都の夏は熱帯並みと言われています。 さて7月7日は七夕ですね。もう子供が大人になっているにもかかわらず 我が家では毎年七夕飾りを作って、短冊…

三十候 半夏生ず

七十二侯では半夏はカラスビシャクという植物のことをさしているようです。 同じ名前でハンゲショウという植物が丁度今頃が見頃です。 木と草との違いはありますが、半夏生と感じがよく似たマタタビという植物も 今の時期に葉が白くなって、緑の中でよく目立…