三十一侯 温風至る(あつかぜいたる)

温風とは梅雨明け頃の蒸し暑い風のことをさす言葉だそうです。
まだ暑さに慣れていないのにこの蒸し暑さ!
京都の夏は熱帯並みと言われています。
さて7月7日は七夕ですね。もう子供が大人になっているにもかかわらず
我が家では毎年七夕飾りを作って、短冊に願い事を書いていましたが、
今年はどうしようかな?
ラシックスタイルで梶の葉に願いを書いて川に流してみましょうか。
七夕と言えば、京都では旧暦の頃に冷泉家の七夕の様子がニュースで流れる
事が恒例となっています。
さすが冷泉家の裏庭には梶の木が沢山植えてありました。
政権から追われた後、有職故実を伝授することで生き永らえてきた公家の文化は
どっこいまだ賞味期限が少しは残っているのでしょうか。

保津川下り