2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

二十九侯 菖蒲花咲く

アヤメもカキツバタも咲き終わって、今咲いているのは花菖蒲。 この仲間では華やかで花色も多いので、あちこちで沢山植えられています。 個人的にはゴージャスな花菖蒲よりも凛としたカキツバタが好きなのですが、 京都では天然記念物となっている太田神社の…

二十八侯 乃東枯るる(なつかれくさかるる)

今日は夏至ですね。 乃東ってなに?と調べてみたら、夏に枯れるというウツボグサのことでした。 なぜにウツボグサと言うのかと調べてみたら、花の形が矢を入れる靫(うつぼ) に似ているからだとか。 矢を入れるのは確か箙(えびら)というのでは?と調べてみ…

二十七侯 梅の実黄ばむ

梅雨という季節を表す言葉にも使われている梅ですが、 春に私達を楽しませてくれた花は、初夏には梅の実となって、 また恵みをもたらしてくれます。 自宅近くの猿の害に懲りた人が菜園に梅の樹を植えていました。 さすがの猿も青梅には手を出しません。 中毒…

二十六候 腐れたる草蛍となる

草の腐ったような所に蛍が生まれるなんて、随分な言い方です。 じめじめした梅雨のはずが、今年は梅雨に入ってからも京都では 殆ど雨が降っていません。 蛍を白川や疎水で見たというニュースも聞きましたが、 自宅近くの川で見られるはずの蛍はまだ現れては…

二十五侯 蟷螂生ず

カマキリが卵から生まれ出て来る頃といわれています。 子カマキリを指先で悪戯したら、小さな鎌を振り上げて威嚇するところはなかなか 根性が座っているというか、習性なのでしょう。噛まれるとけっこうな痛さです。 今は小さなカマキリ達もこれから夏にかけ…