三十九侯 深き霧まとう

春の霞と対をなして、秋には深い霧が立ち始める、、、
と言われても、まだまだ盛夏の今のこの季節にはピンときません。
まして京都盆地の中で暮らしていると、霧に出会う事は殆どありません。
もっと北の地方や高地では朝夕の温度差から霧が出るのでしょうね。
とはいえ京都から日本海に抜ける北西方面の高速道を車で走っていると、
亀岡あたりで車の前がホワイトアウトするような白い霧に遭遇する事があり
ます。
この地方の霧の季節は晩秋なのですが、山間部の高速では動物注意の標識が
立っていて、イノシシとか鹿とかが霧の中から突然飛び出して来たりするの
は考えるだけで恐ろしいですが、幸いにして今のところそんな目には会って
いません。




北西から眺める比叡山 左京区