六侯 草木萌動 (そうもくめばえいずる)

このごろ、やっと三寒四温が実感出来るようになって来ました。
厳しかった冬の寒さで、例年ならとっくに咲いているはずの庭の早咲きの紅梅も
まだ三分咲き位でしょうか。
野山の樹もまだ固い小さな冬芽のままのものが多いようですが
そんな中で先日、馬酔木の花が咲いているのを見つけました。
以前にその里山に出かけた時はササが地面を覆っていたのに
今はほとんど葉がなくなっていて、すっかり先まで見通せてしまいます。
これは増え続けている鹿のせいでしょうか。
そんな野山はまだまださみしい景色ですが、
京都府立植物園では一足早い春の草花展が開催されていました。
会場では草花の即売もされています。
私の場合は気分がへこんでいる時にはついつい花を沢山買ってしまうので
メンタル面の管理が家計を少し左右してしまいます。


サンシュユの花芽 左京区 京都府立植物園